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待望のゼインアーツのシエラカップ。他メーカーとのスタッキングや比較してみた!
デザインと機能性を両立させたテントが高い評価を得ているゼインアーツから、新作のシエラカップが販売されました。発売開始とともに即日完売でするほどの人気っぷりで、なかなか手に入らない状態が続いていましたがようやく手に入れることが出来ました。
従来のシエラカップとの相性も抜群で、ゼインアーツらしいこだわりを感じる逸品でした。実際に使ってみた感想や、他メーカーとの比較やスタッキングを試して見ました。
シエラカップとは?
元々はアメリカの自然保護団体の「シエラクラブ」の公式カップとして使われていましたが、重ねてスタッキングが出来て、軽量コンパクトに持ち運びが可能な事から、登山やキャンプなど様々なアウトドアアクティビティで使われる人気の製品となりました。
一般的には広口の浅い形状なものがほとんどで、取手は針金製でそのまま本体の周囲を一周して、本体の縁が針金にかぶさる形に折り返して成形されています。サビに強いステンレス製や、軽量なチタンなど様々な素材のものがあります。
ゼインアーツ初のシエラカップ
出典:ZANE ARTS
これまでテント中心のラインアップでしたが、2021年に待望のアクセサリーが投入されます。その中でもシエラカップは手に取りやすい価格設定と、既存の他メーカーの製品との互換性も考慮されたデザインから早くも人気の商品となっています。
スペック
メーカー | ZANE ARTS |
---|---|
材質 | 18-8ステンレス |
サイズ | φ105×54mm |
満水容量 | 300ml |
重量 | 105g |
価格 | 税込1,045円 |
ディティール
まずは目に飛び込んでくるのはゼインアーツのロゴデザイン。これまで幾度となく見かけたロゴですが、金属製品にプレスさせているのをみると趣がありますね。板厚6mmと一般的なシエラカップよりも厚みがあり重厚感を感じます。
ステンレス製のシエラカップとしては重量は105gと比較的に重い部類に入ります。これはコンセプトでもある通り、耐久性重視のため致し方ない部分かなと思います。軽量さを求める場合はチタン製一択になるので、現状は自宅やキャンプでコーヒーを飲むのに使っています。
ゼインアーツシエラカップの魅力
3本指で持ちやすい
出典:ZANE ARTS
ハンドルが熱くなりにくい
本体からハンドルまでの距離がいい塩梅なので、直火にかけている時も素手で持つことが出来ます。ただバーナーの火口が大きかったり拡散型と呼ばれるバーナーの場合は、火が広範囲に広がりやすいので注意が必要です。
センター目盛り付きで分かりやすい
他のシエラカップとスタッキング
シエラカップといえばスタッキングですよね。今回は他メーカーの容量形状が似通ったものと、小さいめと大きめそれぞれ用意してスタッキングの相性を試してみました。
100均セリア 300ml
まずは同じ300ml容量のセリアのシエラカップです。底面の形状はほぼ同じなのでピッタリで、がたつきもなく安定感もありました。300mlシエラカップはどれもほぼこの形状なので、各社どのメーカーを選んでも似たような相性になると思います。
ベルモント 480ml深型
続いてはベルモントの480ml深型タイプ。こちらはよりロッキーカップに近い形状なので、すっぽりと収まりそうな印象ですが、わずかにハンドルが干渉してがたつきがあります。
BE-PALミニシエラカップ
最後はBE-PALミニシエラカップ 130mlです。厳密に言うと僅かにミニシエラカップの方が小さいですが、ちゃんと上に重ねられるので問題なくスタッキング可能です。
今後のチタン製シエラカップに期待
ゼインアーツらしく緻密な計算で使いやすく、他メーカーとのスタッキングの相性も良いため、万人におすすめできるシエラカップに感じました。ただ肉厚なステンレス素材で少し重量があるので、登山中心の方は気になるかも知れません。
ただまず市場にリリースするのはよりキャンプユーザー向けで、低価格に抑えられる素材でシエラカップを投入したのかなと予想してます。もしチタン製が出ても明確に使い分けが出来ますし、同じ形状ならスタッキングの相性も良いと思うので、気になる方はぜひ一度手に取ってみて試してみて下さいね。