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ゼインアーツ ロガ4は耐風性能の高いコンパクト2ルームテント!ギリアやオキトマ2との比較も!
美しいデザインと機能性を兼ね備えたテントが人気のゼインアーツは、近年のアウトドアシーンでますます存在感が増してきています。代表作でもあるグッドデザイン賞受賞のゼクーMの存在感が強いですが、今回は同じくリリース初期からのラインアップのロガ4をご紹介します。
山岳ベースキャンプ用としても想定されるほど、耐風性能の高いロースタイルのコンパクト2ルームテントとなっています。ロガ4の特徴の解説や、2021年の新製品であるオキトマ2や、サバティカルのギリアとの比較もしています。
ゼインアーツとは?
出典:ZANE ARTS
ZANE ARTS(ゼインアーツ)は長野県松本市に拠点を構えるアウトドアメーカーです。創業者の小杉敬氏は某・大手アウトドアメーカーの企画・開発担当として、長年製品開発に携わった経歴の持ち主です。
設立から3年弱と日は浅いですが、美しさと機能性を両立したデザイン、そして良心的な価格で多くのユーザーから支持され、一躍国内でも有数の人気を誇るアウトドアブランドになりました。
ブランドロゴは「座して半畳、寝て一畳」が由来で、「Z」は座して、「N」は寝てを表現しているそうです。ちょうど「Z」が寝転ぶと「N」になるというのも面白いです。
DT-004 / ロガ4
ディティール
出典:ZANE ARTS
スペック
製品名 | DT-004 / ロガ4 |
---|---|
価格 | 税込64,790円 |
本体サイズ | 幅505×奥行き260×高さ140cm |
インナーサイズ | 幅220×奥行き240×高さ140cm |
収納サイズ | 幅62×奥行き23×高さ23cm |
総重量 | 6.8kg(インナー:1.25kg / フットプリント:0.4kg) |
素材 | フライシート:50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) インナーテント:【ウォール】20Dポリエステルリップストップ 【ボトム】70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) グランドシート:75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) ダブルクロスフレーム(長・短):A7001・φ11mm ブリッジフレーム:A7001・φ9.5mm Vペグ:ジュラルミン・17cm 2.5mロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm リペアパイプ:A7001 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 グランドシート×1 ダブルクロスフレーム(長・短)×各2 ブリッジフレーム×2 Vペグ×24 2.5mロープ×12 リペアパイプ×1 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース×各1 |
ロガ4の特徴
出典:ZANE ARTS
高い耐風性能
出典:ZANE ARTS
ゼインアーツのテントの中では唯一、山岳ベースキャンプ用を想定された製品です。2つのダブルクロスフレーム(魚座型)をブリッジフレームでつないだ構造は、横風に強いフレーム設計なのでとても耐風性能が高くなっています。
前後室のダブルクロスフレームを各々組み立てて、中央のブリッジフレームで固定するだけの簡単設営が可能で、インナーを吊り下げた状態であればハイスピードで設営が完了します。
フットプリント付属で着座スタイルへ変更可能
出典:ZANE ARTS
ロースタイルであればテーブルや椅子を配置できるほど、広いリビングスペースが特徴です。付属のフットプリントにより、着座スタイルでも寛ぐことが出来るので、ファニチャー類の携行が難しい登山でも使いやすくなっています。
4人用インナーテントが付属
出典:ZANE ARTS
ゼクーやギギシリーズと違って初めから4人用のインナーテントが付属しているのは嬉しい仕様です。吊り下げ式なのでフライシートに取付したまま設営撤収が可能で、降雨時にはインナーを濡らさずに仕舞う事が出来ます。
シェルターとしても使用可能
出典:ZANE ARTS
アウトフレーム構造なのでインナーテントを外せば、8人用大型シェルターとして使用できます。フライとフレームだけの最小重量は4.5kgとかなり軽量な為、パーティ山行であれば十分に携行可能です。
上部ベンチレーション
出典:ZANE ARTS
上部の大型ベンチレーションは室内から開閉可能で、ベンチレーターのルーフ部分はドアパネルを巻き留めた際にできるロールを覆い、雨水がかからない構造になっています。
ギリアの比較
出典:SABBATICAL
ゼインアーツ代表の小杉氏がプロデュースしたことでも有名なサバティカル。その中でも人気のテントの一つであるギリアとの比較です。フレーム形状は若干異なりますが、ブリッジフレームを採用し、耐風性能を高めている点など非常によく似ています。
スペック比較表
製品名 | DT-004 / ロガ4 | ギリア |
---|---|---|
価格 | 税込64,790円 | 税込43,780円 |
本体サイズ | 幅505×奥行き260×高さ140cm | 幅520×奥行き300×高さ170cm |
インナーサイズ | 幅220×奥行き240×高さ140cm | 2人用:幅150×奥行き280×高さ140cm 5人用:幅250×奥行き280×高さ140cm |
収納サイズ | 幅62×奥行き23×高さ23cm | 幅67cm×奥行き35cm×高さ30cm |
総重量 | 6.8kg(インナー:1.25kg / フットプリント:0.4kg) | 13.8㎏(ポール3.1㎏、ペグ1.76㎏) |
素材 | フライシート:50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) インナーテント:【ウォール】20Dポリエステルリップストップ 【ボトム】70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) グランドシート:75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) ダブルクロスフレーム(長・短):A7001・φ11mm ブリッジフレーム:A7001・φ9.5mm Vペグ:ジュラルミン・17cm 2.5mロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm リペアパイプ:A7001 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス | フライシート:75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,800mm)・撥水加工・UV加工 インナーテント:ウォール 68Dポリエステルタフタ / ボトム 210DポリエステルオックスPU加工(耐水圧1,800mm) メインポール長:A6061・Φ13mm/Φ13.4mm メインポール短:A6061・Φ13mm ブリッジポール:A6061・Φ11mm ペグ:スチール・20cm 2mロープ:ポリプロピレン・Φ4mm 3mロープ:ポリプロピレン・Φ4mm キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース:210Dポリエステルオックス |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 グランドシート×1 ダブルクロスフレーム(長・短)×各2 ブリッジフレーム×2 Vペグ×24 2.5mロープ×12 リペアパイプ×1 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース×各1 | 本体×1 インナーテント×2 メインポール長×1 メインポール短×2 ブリッジポール×2 ペグ×22 2mロープ×6 3mロープ×4 キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1 |
圧倒的なコストパフォーマンスのギリア
出典:SABBATICAL
2・5人用インナーテント付属で、税込43,780円と価格がかなり安いです。ロガ4も決して高いテントではないのですが、2万円以上安く圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
重量はロガ4の圧勝
出典:SABBATICAL
その反面ギリアの重量はロガ4のおよそ倍の13.8kgなので、山岳用としては使うことは現実的ではありません。キャンプでしか使わない場合でも、この重量差は持ち運びの度に大きく差を感じることになると思います。
このように価格と重量の違いが大きなポイントとなります。個人的にはこれほど軽量になるのなら、2万円高くてもロガ4を選びます。登山もやるのでグループ登山のベースとしても使ってみたいですし、仮に平地のキャンプにしか使わなかったとしても、持ち運びが常時半分の重さになるのは非常に魅力に感じます。
オキトマ2との比較
出典:ZANE ARTS
2021年新作テントであるオキトマ2はゼインアーツ初の完全自立式テントとなっています。ロガ4に似たトンネル形状となっていますが、従来とは異なりドアパネルの開口方向が左右のみで、跳ね上げた姿はまるでパップテントのような佇まいです。
インナーテントやフットプリント付属も同じで、重量も価格差もあまりないので似たような用途に勘違いしてしまいがちですが、対応人数が全く違う事に注意しましょう。
スペック比較表
製品名 | DT-004 / ロガ4 | DT-002 / オキトマ2 |
---|---|---|
価格 | 税込64,790円 | 税込59,950円 |
本体サイズ | 幅505×奥行き260×高さ140cm | 幅395×奥行き280×高さ140cm |
インナーサイズ | 幅220×奥行き240×高さ140cm | 幅350×奥行き130×高さ140cm |
収納サイズ | 幅62×奥行き23×高さ23cm | 幅65×奥行き25×高さ25cm |
総重量 | 6.8kg(インナー:1.25kg / フットプリント:0.4kg) | 総重量:7.2kg (インナー:1.55kg / フットプリント:0.35kg) |
素材 | フライシート:50Dシリコーンポリエステルリップストップ・PU加工(耐水圧1,500mm) インナーテント:【ウォール】20Dポリエステルリップストップ 【ボトム】70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) グランドシート:75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) ダブルクロスフレーム(長・短):A7001・φ11mm ブリッジフレーム:A7001・φ9.5mm Vペグ:ジュラルミン・17cm 2.5mロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm リペアパイプ:A7001 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス | 本体:50Dシリコーンポリエステルリップ・遮光PU加工(耐水圧1,500mm) インナーテント(ウォール):20Dポリエステルリップストップ インナーテント(ボトム):70Dナイロンタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) フットプリント:75Dポリエステルタフタ・PU加工(耐水圧1,500mm) フレーム長・ブリッジフレーム:A7071・φ11mm フレーム短:A7071・φ9.5mm Vペグ:ジュラルミン・17cm ロープ:ダイニーマ・リフレクター仕様・φ2mm リペアパイプ:A7001 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 グランドシート×1 ダブルクロスフレーム(長・短)×各2 ブリッジフレーム×2 Vペグ×24 2.5mロープ×12 リペアパイプ×1 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース×各1 | 本体×1 インナーテント×1 フットプリント×1 フレーム長×2 / ブリッジフレーム×2 フレーム短×2 Vペグ×20 2.5mロープ×12 / 1.5mロープ×4 リペアパイプ×1 キャリーバッグ / ポールケース / ペグ・ロープケース×各1 |
ソロ-デュオなら開放的なオキトマ2
出典:ZANE ARTS
オキトマ2はデュオ想定のコンパクトなテントになります。カップルや夫婦に最適なサイズで、ロースタイルながら開放的なドアパネルから、景色を眺めることが出来るのが最大の魅力です。
ただインナーテントを取り付けした状態で、フルクローズにするとかなり有効面積が狭そうなので、ゆとりのあるサイズ感が好みの方はロガ4を選んだ方が良いでしょう。
まとめ
ロガ4は耐風性能が高く、軽量コンパクトで山岳ベースキャンプ用だけでなく、オートキャンプでも快適に過ごせる居住性を併せ持ちゼインアーツで汎用性No.1のテントです。
形状が似通っていて違いが分かりづらいサバティカルのギリアや、さらにコンパクトでいながらも開放的な新作オキトマ2との比較もしてみたので、迷われている方は是非参考にしてみて下さいね。
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