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ゼインアーツギギ1にインナーテント取付!抜群の通気性で夏キャンプも快適!
私達のお気に入りシェルターでもあるゼインアーツのギギ1に、純正インナーテントを購入して取り付けたのでご紹介します。カンガルースタイルも人気のシェルターですが、中に入れるテントのメッシュ部分が少ないと夏場はとても蒸し暑いです。
ギギインナーテントはフルメッシュに出来るので、通気性が抜群な上にフルクローズに変更も可能なので、オールシーズン対応できる汎用性の高い製品です。実際に取り付けしてみた感想や、取付方法や畳み方などもあわせて解説しています。
ゼインアーツについて
出典:ZANE ARTS
ZANE ARTS(ゼインアーツ)は長野県松本市に拠点を構えるアウトドアメーカーです。創業者の小杉敬氏は某・大手アウトドアメーカーの企画・開発担当として、長年製品開発に携わった経歴の持ち主です。
設立から3年弱と日は浅いですが、美しさと機能性を両立したデザイン、そして良心的な価格で多くのユーザーから支持され、一躍国内でも有数の人気を誇るアウトドアブランドになりました。
ブランドロゴは「座して半畳、寝て一畳」が由来で、「Z」は座して、「N」は寝てを表現しているそうです。ちょうど「Z」が寝転ぶと「N」になるというのも面白いです。
ギギインナーテント / PS-111
ディティール
出典:ZANE ARTS
スペック
製品名 | PS-111 / ギギ インナーテント |
---|---|
価格 | 税込15,180円 |
使用サイズ | 幅335×奥行き155×高さ190cm |
収納サイズ | φ20×50cm |
総重量 | 2.5kg |
素材 | ウォール:68Dポリエステルタフタ ボトム:150Dポリエステルオックス・PU加工(耐水圧1,500mm) Vペグ:ジュラルミン・17cm 収納ケース/ペグケース:150Dポリエステルオックス |
セット内容 | インナーテント×1 Vペグ×1 収納ケース / ペグケース×1 |
ギギ1はデュオに最適なシェルター
ゼインアーツのギギ1はエクステンションフレームにより、ワンポールシェルターの室内空間を克服した、デュオに最適なスモールサイズシェルターです。
ゼインアーツらしい美しいデザインと、様々なレイアウトを楽しめる自由さがとても気に入っています。実際に利用してみた感想や、設営や畳み方の解説など詳しくレビューしているので良ければこちらもご覧下さい。
ギギ1 インナーテントを購入した理由
カンガルースタイルの快適性はインナー次第
大型のシェルターの中に小型のテントをinして、リビングスペースと就寝スペースを分けることを、親と子の関係に見立ててよく似ていることからカンガルースタイルと呼ばれています。
私達は二人用の山岳用テントである、mont-bell ステラリッジ2型をカンガルースタイルで使っています。ダブルウォール構造のテントの中では、インナーのメッシュ部分がかなり少ないため冬キャンプを中心に使ってきました。
気温の低い時期のキャンプでは全く問題はなかったのですが、とにかく真夏は暑すぎてちょっとしんどいなと感じていました。このように使用する季節に応じて快適に過ごせるかどうかはインナーに依存する為、時期に応じてインナーの使い分けが必要になる訳です。
蚊帳インナーは夏季限定
こちらは全面フルメッシュなのでかなり通気性が良さそうです。ただ吊り下げのポイントが上部二箇所なので、ワンポールかつ独特な形状のギギ1だと、壁面と干渉しそうです。
こちらは吊り下げ式なのでギギ1と相性が良さそうですし、二人用のサイズなので私達にはピッタリです。ただ真夏だけ使う蚊帳にこの価格出すなら、もういっそ純正インナーテントを買おうという結論になりました。
ギギインナーテントを使用した感想
フルメッシュ構造で抜群の通気性
まずは一番の目的でもある真夏の暑さに関しては、フルメッシュ構造なので少しでも風があればとても涼しく感じました。写真のような取付位置にするとドアパネルの開口部から、大きく風を取り入れる事が出来るのでオススメです。
時間帯によっては日差しがかなり入り込んでくるので、跳ね上げポールがあると便利です。朝夕の太陽が傾く時間帯はどちらかのドアパネルを跳ね上げれば、ほとんどの日差しをカットする事が可能です。
純正のアップライトポールは150・160・170cmの3段階調節が可能です。セクションを1つ外すと100cmの設定もできます。カラーリングなどを統一できるので、細かく高さ調整が必要がない方にオススメです。
私達が現在使っているポールがこちらです。一節が38cmと細かく高さを調整する事が出来るのがとても便利です。
フルクローズで冬季も安心
先ほどお伝えした通り蚊帳のような、フルメッシュ構造のインナーは夏季限定となります。しかしギギインナーテントはハイブリットインナーなので、フルメッシュ・クローズと切り替えが可能なので冬季も安心して使う事が出来ます。
デュオではゆとりのあるサイズ感
キャンプで主に使用しているインフレータブルマットをギギインナーテントを入れてみるとこのようにかなり余裕があります。ステラリッジ2型だとかなりギリギリだったのがこのように写真のように余裕があります。
幅335×奥行き155cmのサイズは、デュオではかなりゆとりのあるサイズです。今後子供のが生まれても小さいうちなら、幅広のマットに変更するだけで3人は問題なく寝ることが出来そうです。
小物収納ポケットが便利
ゼインアーツの公式サイトでは紹介されていませんが、小物収納ポケットが二箇所あります。携帯電話やコンタクトレンズ、眼鏡など朝起床時にすぐ手に取りたいものをまとめて入れておく事が出来ます。
取り付け位置の調整を活用したい
出典:ZANE ARTS
夏場は通気性メインでドアパネル正面のセッティングでしたが、斜め45℃や真横90℃と3パターンの取付が可能です。季節や天候に応じて様々なレイアウトに対応できるのは非常に魅力的です。
ギギインナーテント取付方法
1.フックをメインポールに引っ掛ける
インナーテントの上部に取付用のフックがあります。
メインポールに取り付け用のリングがあるので、内側から通して引っ掛けます。調整用のアジャスターで高さ調整も合わせて行いましょう。
2.固定用テープをメインポールに巻きつける
メインポールを巻き付けて、先端の輪っかにコードロックを通してスライドさせて固定します。
ギギインナーテントのマニュアルがとても分かりやすいので、抜粋して載せておきます。
3.位置決めして8箇所ペグダウン
ペグダウンの角度は斜め45℃です。
ペグダウンの推奨の順番はこのようになっています。しっかりフロアを皺なく伸ばせれば、順番は特に細かく気にしなくて良いとは思いました。最終的に高さ調整のアジャスターで、しっかり壁面にハリを出せば綺麗に張れます。
ギギインナーテント畳み方
1.本体を三角形に整える
特に公式の畳み方という訳ではありませんが、地面に直接触れているフロア部分を中に折り込んで三角性を作ってます。これにより本体に土などの汚れが付着しづらくするように意識してます。
2.半分にそれぞれ折る
この辺りは正直どの方向に何回折りたたむかは適当で良いと思います。収納袋と大体同じぐらいの幅になることを意識しましょう。
3.丸めて入れる
くるくる丸めて収納袋に押し込みます。
こんな感じで出荷時とほぼ同じ形で収納する事が出来ました。この辺りは色々な畳み方があると思うので、やりやすい方法を模索してみてください。
まとめ
これまでギギ1のカンガルースタイルでキャンプを楽しむ中で、インナーテントを取り付けることによって、夏場の暑さを大幅に改善する事が出来ました。フルクローズにも出来るハイブリットな構造の為、夏だけでなく冬キャンプにも対応可能です。
取付位置も3パターンから調整が可能ですし取り付けも慣れれば簡単なので、ギギシリーズの購入を検討されている方にはセットでオススメしたいインナーテントです。