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道の駅かつらのふれあい広場は僕らのキャンプの原点!桜の季節に懐かしくなって行ってみた。
皆さんは初めて行ったキャンプ場って覚えてますか?
今回は僕達夫婦が初めてキャンプをした道の駅かつらを紹介します。春の転勤前に懐かしくなって行ってみたら、桜が満開で改めていい場所だなと思ったので記事にしてみようと思った次第です。
初めてのキャンプが道の駅?と思われる方もいるかもしれませんが、実は道の駅かつらは全国でも大変珍しい、無料でオートキャンプが出来る道の駅なのです。
道の駅かつら 基本情報
常陸大宮市と城里町の境に道の駅かつらはあります。
住所 | 〒311-4341 茨城県東茨城郡城里町御前山37 |
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電話番号 | 029-289-2334 |
営業時間 | 4〜9月:9:00〜18:00/10〜3月:9:00〜17:00 |
チェックイン | フリー |
チェックアウト | フリー |
予約 | 不要 |
ゴミ捨て | 不可 |
アクセス |
【バス】水戸駅北口7番乗り場より、バスで約60分。御前山バス停下車、徒歩1分。 【車】常磐自動車道水戸インターチェンジ又は那珂インターチェンジより車で30分。水戸北スマートインターチェンジより、車で20分。 |
HP | https://www.m-katsura.com/ |
ふれあい広場でキャンプ
かつらは一見すると普通の道の駅ですが、隣接するふれあい広場でキャンプが可能です。しかも受付は不要で料金も無料なので思い立ったらふらっと来てキャンプする事が出来ます。
木陰沿いと那珂川沿いに分かれて設営していく感じです。車の横付け可能なので無料オートキャンプサイトのように利用する事が可能です。
設備の紹介
基本的には道の駅の設備を利用する形になります。
売店・食堂
小さいながらも地元の食材や名産など取り扱い豊富で、ちょっとした買い足しにも便利な売店があります。アルコール類も置いてあるのも嬉しいポイントです。併設の食堂もランチ営業のみですがオススメ。そばが美味しいところなので是非食べてみて下さい。
そして何より嬉しいのが薪が大量に売ってます。キャンプに理解のある道の駅かつらの思いやりを感じますね。以前は350円と低価格でしたが、少し値上がりして500円でした。時価なのか行く時によっては、料金が若干変わるのかも知れません。
トイレ
僕達が利用していた頃(2018年頃)は結構古いトイレだったんですけど、2020年新設の綺麗なトイレがあります。道の駅駐車場の近くにあるので、ふれあい広場から少しだけ歩きます。
水場
ふれあい広場の木陰周辺に、それぞれ二箇所水場があります。
周辺設備
割と田舎にある印象なんですけど、意外と周辺設備は充実してます。
スーパー・コンビニ
車であればスーパー、コンビニとも5〜10分ぐらいの距離にあります。
Aコープかつら
最寄りのスーパーがAコープになります。もう少し進むとコメリもあるので、水戸方面からかつらに向かう場合はついでに立ち寄るといいと思います。かつらも良心的な価格で肉や野菜なども少し取り扱いがあるので、出来れば道の駅で購入して少しでもお金を落としていきましょう。
セブンイレブン
ふれあい広場の奥に赤い橋がかかってるんですけど、その橋を渡ってすぐの所にはセブンイレブンがあります。夜飲み足りないからお酒が欲しい、なんて時には徒歩圏内にコンビニがあるのは嬉しいです。
お風呂
徒歩圏内だとちょっと厳しいですけど、車で10〜20分ほどに銭湯が二箇所あります。どちらも16時以降に安くなる面白いシステムを採用してます。
ごぜんやま温泉保養センター 四季彩館
僕らは主にこちらの四季彩館を利用してました。入浴料が平日700円/休日1,000円と割としますけど、16時以降は一律500円になるのでかなりお得です。最終受付が19:30と早いので注意です。
美和ささの湯
ここは通常500円で結構安いのに、16時以降は300円と破格の料金です。口コミもめちゃくちゃ良いので、多少車で走っても良いのならこちらの方がお薦めかも。こちらの最終受付は18:30とさらに早いので要注意です。
お気に入りのポイント
初めてで思い入れがあるのはもちろんありますけど、後になって色々なキャンプ場や道の駅を利用していても、ついつい道の駅かつらと比較してしまうぐらい素敵な場所です。
予約不要・インアウトフリー
予約はいらないし、24時間いつ来ても帰ってもいい自由さが僕達は大好き。今思えばここが原点だったので、きっちりルールが決まったキャンプ場が苦手なのかも知れません。
焚き火が出来る
キャンプ場なら出来て当然と思う方もいるかも知れませんが、焚き火が出来る道の駅と考えると大変貴重な場所だと思います。(もちろん許可されたふれあい広場の敷地内のみ)
ちなみに直火はNGなので必ず焚き火台は用意しましょう。
そう言えば僕達が焚き火台を購入して初めて使ったのが道の駅かつらでした。出来るだけ低価格で携行性が良さそうなものを探して、このメッシュタイプの焚き火を選びました。斧もナイフ持っていなかったので小割りにしてませんが、燃焼効率が良すぎるので大きい薪もよく燃えました。
調理をほとんどしない方や、トライポッドを用意出来る方にはいい焚き火台だと思います。
当時は最低限のキャンプ道具しかなかったので、車中泊の延長でキャンプに徐々に慣れていく事が出来ました。そういった点では車中泊に慣れてて、これからキャンプも本格的に始めたい、みたいな方にもとてもオススメ出来る場所だと感じました。
セイコーマートがある
茨城県には北海道民が愛して止まないセイコーマートがあるんです。元道民だった僕達からすれば懐かしさ爆発。徒歩圏内ではちょっと厳しいですけど、少し車を走らせれば行く事が出来る距離にあります。
24時間営業のコンビニに慣れてる方には意外かも知れませんが、セイコーマートの営業時間は6:00〜24:00なので覚えておきましょう。ホットシェフのお弁当やおにぎりはすごく美味しいので是非一度食べてみて欲しい。明太子マヨおにぎりが特にお気に入りです。
僕達がかつらでキャンプする時はセイコーマートがあるおかげで、基本的に凝った料理はしないスタイルが多かったです。
春のお花見に最適
茨城から去る時期がちょうど春の転勤で多忙だったのもあり、当時は気づけませんでしたが桜の木がたくさんあってお花見に最適です。
利用の際に気をつけたい事
そんな魅力満載の道の駅かつらですが、利用の際に気をつけてほしい事がいくつかあります。
河川の増水に注意
那珂川がすぐそばを流れているので、大雨や台風の時は河川氾濫する恐れがあります。
写真は令和元年10月13日の台風19号の浸水被害の様子です。これ実際に訪れたらびっくりすると思いますけど、先ほどまで紹介していたふれあい広場は完全に水没する水位です。かつらに限らずですが、河川が近いキャンプ場は悪天候時の利用は控えるようにしましょう。
トイレで洗い物は絶対にNG!
久しぶりに訪れた時にこの張り紙を見て、とても悲しい気持ちになりました。車中泊で全国各地の道の駅を使わせてもらってても、こういう警告は増えてきてるなと感じています。この先車中泊・キャンプブームがさらに加熱して、マナーが悪化していくと最悪キャンプ利用禁止になる恐れもあります。
「気持ちはわかります。でもここはトイレです。」
これを見るととても複雑な気持ちになります。僕達のような車中泊やキャンプをする人間の気持ちを理解しようとしてくれてます。そしてルールを守らない、マナーが悪い人への憤りも同時に感じます。正直こういった張り紙が貼られるとかなり末期だと思っています。
本来、道の駅は宿泊施設でもキャンプ場でもありません。各自でやっていい事、悪い事を判断して迷惑をかけないようにしないといけません。しかし既に一部のモラルの欠落した人の行いで、トイレでの洗い物は禁止とルール化されました。
道の駅かつらはとても素敵な場所です。これからも利用させてもらえるようにみんなでルールを守って行きましょう。
まとめ
およそ1年ぶりに訪れましたが、改めてかつらの素晴らしさを感じました。車横付け出来るオートキャンプが可能で予約も要らず、しかも無料で利用させてもらえるすごくキャンパーに寄り添ってくれている優しい道の駅です。
春には桜が満開でお花見に最適ですし、平日であればまだまだ空いてると感じたので、興味がある方はぜひ一度利用してみてください。