HAGOOGI 電気グリル鍋 |小型ポータブル電源と相性抜群のソロ〜デュオ用ホットプレート!

HAGOOGI 電気鍋

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キャンプや車中泊では、自分たちで作るご飯も楽しみの一つですよね。

ガスや焚き火など様々な調理方法がありますが、電気が使えるならIHヒーターやホットプレートもおすすめです。炎が出ないので比較的安全性も高く、スイッチ一つで加熱できるのはとても手軽です。

今回紹介する『HAGOOGI 電気グリル鍋 』は、1〜2人用にちょうど良い大きさで、消費電力は600Wと控えめなので小型ポータブル電源との相性抜群です。

実際に自宅やキャンプで使用した様子を写真付きで詳しく解説しています。ぜひアウトドア向けIH調理器具を探していた方は、参考にして頂ければ幸いです。

本記事はメーカー様より製品を提供頂き、記事作成しております。

提供品となりますが、忌憚のない表現を心がけております。良し悪しを率直なユーザー目線で記載していますので、購入時の参考にして頂ければ幸いです。

目次

HAGOOGIについて

出典:HAGOOGI

HAGOOGIとは、「幸せなキッチンを作り、より質の高い生活の創造に」に基づいて、設計・開発から製造・販売・サービスまで一貫して行っている企業です。

2006年に中国深圳で創業し、現在では日本の滋賀県に法人を設立。国内における販路とサポート体制も万全に整っており、安心して購入することが出来ます。

主に家庭用電気製品を専門に扱っていて、電気ケトルをはじめとした調理器具が特に人気です。Amazonや楽天など、さまざまなECサイトでベストセラーを多数生み出しています。

HAGOOGI 電気鍋

出典:HAGOOGI

基本情報

型番‎HX-3715
電源AC100V 50/60Hz
定格消費電力600W
本体寸法幅約227×奥行約197×高さ約184mm(ふた含む)
本体重量約1.7kg(ふた、コード含む)
鍋寸法直径約170×深さ80mm
鍋容量1,000ml
電源コード約1.8m
温度調整の目安WARM:約65〜80度(保温/しゃぶしゃぶ)
LOW:約100〜140度(おでん/蒸し物)
MID:約160〜200度(目玉焼き/ハンバーグ)
HIGH:約190〜250度(焼肉/ステーキ)

デザイン

デザインは黒を基調としていて、落ち着いた雰囲気を感じます。

本体下部だけは濃いベージュのような色合いでアクセントになっています。キッチン家電を多く取り扱うメーカーなので、室内で使っても馴染みやすいデザインですね。

本体下部には操作レバーがついていて、左右にスライドさせるだけの簡単操作。WARM・LOW・MID・HIGHの4段階調整が可能で、通電中はオレンジ色のインジケータが点灯します。

本体下部にはゴムクッションがついているので、滑りづらくなっています。

いわゆる電熱式のホットプレートなので、構造はとてもシンプル。スイッチを入れるとこの銀色の部分が熱せらえて、上に乗せている鍋やフライパンが加熱される仕組みです。

付属品等

付属品・同梱物については以下の通り。

  • 取扱説明書
  • 延長保証カード
  • 波形フライパン
  • 鍋(1L)

鍋・フライパンがそれぞれ付属してきて、調理方法に合わせて変更が可能です。

鍋は深型タイプで容量1Lで、蓋はクリアなので中身が確認しやすくなっています。フライパンは波形形状なので、不要な油が落ちやすく肉を焼くのに最適です。

それぞれテフロン加工が施され、焦げ付きにくく手入れがしやすいです。樹脂製の持ち手は熱くなりにくく、調理後はすばやく本体から切り離して持ち運ぶことが可能です。

現行製品では上記に加えて、蒸し器も同梱されるようです。購入前にパッケージ内容を確認頂くようお願い致します。

自宅で簡易的な動作テスト

開封後すぐ自宅にて、簡易的な動作テストを行いました。

レトルト食品の温めやカップ麺など、お湯が沸かせられるだけで様々な簡易調理に役立つので、まずは500mlのお湯を沸かしてみます。

自宅なので家庭用コンセントに繋いでもいいんですけど、キャンプや車中泊で主に使おうと思っているので、小型ポータブル電源から電気を取ることにします。

ALLPOWERS R600』は定格出力600W対応となり、電気グリル鍋の出力と同程度なので検証にはぴったりです。軽量コンパクトで持ち運びしやすく、実際のフィールドでの組み合わせを想定しています。

通電直後から常時HIGHモードに設定し、お湯が沸騰しきるまでにかかった時間は約10分でした。

バッテリー残量は100→70%に減少し、この電力消費はなかなかに重く感じますね。単純に食事だけなら2食分ぐらいは賄えそうですが、使いどころは考えないといけません。

消費電力は580W前後で、保護回路は一度も動作することはありませんでした。最大温度でも常時稼働できることが確認できたので、これでポータブル電源との組み合わせは問題なさそうです。

あと、冷蔵庫に転がっていたスパムを適当にカットして、フライパンに並べてちょっと焼いてみました。

凹凸形状の凸部分に加熱が集中するので、焼き目が強めについて均一に火が通りません。繰り返し位置をずらせばある程度全体的に加熱できるので、まあ食べる分には問題ないレベルです。

ちなみに普通に焼肉だと、問題なく加熱できますね。固さのある食材だと波形フライパンじゃなくて、普通に深鍋のほうで焼いた方がいいかもしれませんね。

キャンプで使ってみた

続いてはキャンプで実際にフィールドテストしてみました。

とりあえず速攻で、ステーキ肉を投入。割と硬めの肉でしたが火の通りも満遍なく、ご覧の通りいい感じに焼けてくれました。

続いては牛のかたまり肉を投入。

全面をまんべんなく焼き目をつけて…。

沸騰したお湯に投入。何を作っているかというと…

そう、ローストビーフです。

最近のキャンプではほぼ100%作っている、我が家では定番のキャンプ飯です。色々な作り方・レシピがあると思うんですけど、我が家ではこの焼く→煮るの工程でよく作ります。

この作り方なら複数の調理器具を用意せず、この電気グリル鍋一つで完結できるので相性抜群です。ウェットティッシュがあれば、片付けも楽ちん場所を問わずどこでも簡単に作れます。

気になったポイント

実際に使ってみたからこそわかる、気になったポイントを紹介します。

細かい温度調整がしづらい

4段階の温度調整レバーがついていますが、素早い温度調整は出来ません。

電熱式なので最大出力で加熱し、目安温度に到達すると通電されなくなる仕組みです。温度を下げる場合には冷めるのを待つしかないので、工程によって細かく温度調整が必要な調理には向いていません。

お湯を沸かす、肉を焼くなど、簡易調理に限定した方が良いと思います。

冷めるまで時間がかかる

温められたプレート部分ですが、一度熱されるとなかなか温度が下がりません。HIGHモードで使用を辞めた直後から、だいたい20分ほど経過しないと完全には冷めません。

IH調理器具はガスや焚き火と違って、炎が出ないので安全性は比較的高いとは思います。ただ、見た目だけだと冷めているか判断が難しく、誤って手で触れたら火傷してしまいそうで怖いです。

おすすめポイント

実際に使ってみたからこそ分かる、おすすめポイントを紹介します。

消費電力が控えめで扱いやすい

今回検証で使用した『ALLPOWERS R600』をはじめとした、容量300Wクラスのポータブル電源の多くは、定格出力600W仕様がほとんどなので、ちょうどギリギリ仕様に収まる規格となります。

電気グリル鍋は気軽に持ち運びしやすいサイズ・重量ではありますが、その動力となるポータブル電源が重く嵩張るようであれば、その利点を最大限生かしきれません。

定格出力600Wと消費電力が控えめの設計なので、小型ポータブル電源と組み合わせしやすく、様々なシーンに取り入れやすいと感じました。

1〜2人用にちょうどよい大きさ

フライパンは晩酌のお供にちまちま肉を焼きながら食べるのにほどよく、鍋の容量1Lは袋ラーメンであれば2人分となるので、ソロ〜デュオならぴったりなサイズ感です。

煮る・焼くなど基本的な調理方法はこなせるので、少人数ならメインをこれ一つで担当させれます。

テフロン加工でお手入れ簡単

フライパンで焼き物をしたあとは、ウェットティッシュで簡単に油汚れを拭き取れます。鍋なら軽く水で流すだけでほとんどの汚れを落とせるので、手入れがとても簡単です。

アウトドアでの扱いやすさ=手入れの簡単さ、と私は思っています。片付けの煩わしさが少なければ、気軽に調理したいという気持ちにも繋がります。

特に車中泊だと道の駅や公共駐車場など、宿泊場所によっては洗い場の利用が難しいことも多いです。水や洗剤の使用に制約ある場合も、取り入れやすいのは大きな魅力です。

まとめ

HAGOOGI 電気グリル鍋 』はソロ〜デュオに最適な調理器具です。

出力600Wと消費電力が控えめなので、小型ポータブル電源との組み合わせがおすすめです。キャンプや車中泊など、様々なフィールドで幅広く活用する事が出来ます。

電熱式ホットプレートなので細かい温度調整は苦手で、あまり凝った料理には向いていませんが、レトルト食品や簡易調理なら非常に使い勝手良く、気軽にどこでも調理が出来ます。

屋内外問わずどこでも使えるので、気になった方はぜひ気軽に取り入れてみてください!

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