BougeRV ポータブルクーラー!キャンプの熱中症対策に効果抜群!

BougeRV ポータブルクーラー

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キャンプは季節問わず楽しめるのが魅力ですが、気温が高い時期は熱中症に気をつけなければいけません。水分補給やタープで日陰を作るなど、しっかりと対策を練る必要があります。

ただし、屋外で楽しむアクティビティだと、対応にもどうしても限界があります。そんな時は屋外でも使えるような、冷房グッズを使うのがおすすめです。

今回紹介するポータブルクーラーは、電気さえあればどこでも涼しい風を作り出すことが出来ます。真夏のアクティビティの快適さを約束してくれる素晴らしいアイテムです。

自宅での冷却性能のチェックや、オートキャンプ場で実用テストを実施してきました。夏の暑さ対策を考えている方は是非参考にしてみてください!

クーポンコード:「AJP16」
有効期限:2023年12月31日まで

本記事はメーカー様より製品を提供頂き、記事作成しております。

提供品となりますが、忌憚のない表現を心がけております。良し悪しを率直なユーザー目線で記載していますので、購入時の参考にして頂ければ幸いです。

目次

BougeRVについて

BougeRV ロゴ

出典:BougeRV

BougeRVは、ポータブル電源や車載冷蔵庫など、省エネ家電を主にに取り扱う中国のブランドです。アメリカをはじめとした世界50カ国以上で販売実績があります。

旅やアウトドアをテーマに、幅広いラインアップを展開しています。2022年には日本代理店も設立され、年々知名度が上がっている注目企業です。

BougeRV ポータブルクーラー

出典:BougeRV

基本情報

製品名BougeRV ポータブルクーラー 2899BTU
電源AC100V~220V、DC24V
定格電力250W
サイズ585*230*337mm
冷却方式コンプレッサー式
冷房能力0.98kW
冷媒R134a(封入量180g)
動作モードストロング / 睡眠 / 冷却 / 送風
クーラーの仕組みデュアル換気システム
重量10.5kg

今回ご提供いただいたのは、BougeRVポータブルクーラーです。

電気さえあればどこでも工事不要で設置できるエアコンで、本体重量は10.5kgと軽量で、持ち手がついているので、片手で簡単に持ち運ぶことも出来ます。

出典:BougeRV

高品質なパナソニック製のコンプレッサーを採用しており、静音性・耐久性にも優れています。

定格消費電力は250Wと控えめなので、メーカー問わず市販されているほとんどのポータブル電源と組み合わせて使えるので、幅広いシーンで取り入れることが可能です。

デザイン

まずは全体的なデザイン・外観を中心にチェックしていきます。

鮮やかな黄色いが目立つボディで、正面・背面ともにブランドロゴがあしらわれてます。本体上部はハンドルになっており、持ち運びしやすい構造です。

正面・背面の下部にはそれぞれ、24V電源プラグの差し込み口と排水口が設置されています。

側面にはエア吸い込み口と熱気・冷気の排気口が備えられています。

付属品等

付属品についてまとめています。

  • 日本語取扱説明書
  • 360W ACアダプター
  • 24V用 DC電源コード
  • ダクトの吹き出し口に付ける部品×3
  • ダクトを本体に固定する部品×3
  • ダクト×3
  • ドレンホース

設置と操作方法について

基本的な設置と、操作方法について解説します。

まずは電源ケーブルを本体に接続します。

本体側の端子内側にはスリットが入っていて、ピンも上下があるので、正しい向きに合わせないと挿さりません。ねじ式なので抜け防止の為、最後はしっかり締め込みましょう。

ACアダプタを経由して…

コンセントに接続なんですけど、形状が合わなくて割と焦りました。電源コードは3Pプラグなので、2Pプラグである事が多い家庭用だと、うまく差し込みができない場合があるので注意が必要です。

そんな時はこちらの3P→2Pの変換プラグがあると便利です。

これで家庭用コンセントにも対応できます。他にも延長コードや電源タップなど、3つめのピンが干渉しなければ大丈夫なので、手持ちのものでうまく調整して下さい。

通電すると緑色のインジケータが点灯します。

これで通電するので、電源ボタン長押しで起動しました。

ただこのままだと排水がダダ漏れになるので、室内だと大変です。ドレンホースを本体に接続し、ペットボトルや適当な容器に水が溜まるようしておきましょう。

※撮影用にこの位置に置いてますが、実際は本体より低くないとうまく排水されません。容器を本体より上部に設置してしまうと、水が逆流してしまいます。

あとは排熱・送風を効率的に行う為に、ダクトを本体に接続する準備です。先端・末端に各部品を半時計回りにねじこんで取り付けします。

3本とも同様に取り付けします。

あとは本体のスリットに合わして回せば固定されます。これで基本的な設置は完了です。

電源プラグさえコンセントから抜けばこの状態で持ち運びもできるので、あとはどこで使用するかに合わせてダクトの長さや角度を調整していけばOKです。

本体操作ボタンやディスプレイの解説です。

電源オンオフや温度の上げ下げなど、ほとんどは直感的に操作可能です。ただし、選択モードによって調整可能な項目が変わるので、あらかじめしっかりと把握しておきたいです。

モードアイコン温度風速
ストロングロケット16℃固定3速固定
睡眠16℃〜30℃1速固定
冷却雪の結晶16℃〜30℃1〜3速
送風なし周囲温度表示1〜3速

都度細かく調性したい人には、冷却モードがオススメです。温度と風速どちらも柔軟に変更が可能なので、迷ったらとりあえずこれを選んでおけば間違いないです。

自宅で冷却性能をチェック

続いては自宅でどれぐらいの冷却性能があるかチェックしてみました。

検証時期は6月とかなり湿度が高く、最高気温は30℃予報の日。鉄筋構造の集合住宅なので、日中はかなり熱がこもりやすく、部屋の広さは12畳とかなり過酷な条件です。

実は最近転居してきたばかりなんですが、この部屋はダクト穴やコンセントはあるのに、なぜか電気が通っていないという謎物件で、エアコン設置には電気工事が必要なんですよね。

もし工事する場合の費用は個人負担ですし、退去時にも現状修復費用が発生すると言われたので、とりあえずエアコンの取り付けは断念。要するに家庭用エアコンの代わりに、ポータブルクーラーが使えるなら、願ったり叶ったりという状況な訳です。

室内だと熱気だけをうまく逃すのが難しいんですけど、既存のエアコン用の穴にダクトを押し込んだら、ちょうどよく嵌ってくれたのでよかったです。

これで吸気・送風は室内、排熱だけを室外へと流す事が出来ます。この状態で部屋を締め切って、室温がどう変化するか確認をします。

2時間ほど稼働させた後の室温・湿度の変化がコチラです。温度は約1度℃減少し、湿度はほぼ変わらずなので、数値上だとほとんど変化はありません。

ただ部屋に入った時の体感としては、”少しひんやりする”とは感じましたし、併用した扇風機の風が届く範囲まで近づくと、かなり涼しく感じました。

温度計の精度がいまいち信憑性がないので、体感温度のほうが大事かなとは思います。

BougeRV ポータブルエアコン2899BTUの冷却能力については、メーカーに改めて確認したところ、約3m³のスペースに適しているため、適切な空間面積での使用が推奨されるそうです。

こちらは取扱説明書の一部を抜粋した記述です。

冷房範囲を超える場合は、台数を追加するか仕切りを設置するように書いてますね。やはり今回のような広めの部屋だと、ひと工夫しないと部屋全体を冷やすのはちょっと厳しいですね。

ただ、電源をいれるとすぐに冷たい風が出るのはやはりいいですね。一時的に体を冷やすには手軽ですし、扇風機やサーキュレーターを併用すれば、周辺を冷やすのにも使えそうです。

ちなみに自宅でテストして驚いたのは、ドレン水の量が想像以上に多いです。湿度が高かったのが影響してると思いますが、2時間ほどで6〜700mlほどは出てたと思います。

その日の夜は一晩稼働しましたが、2Lペットボトルが満水近くまで溜まっていたので、気をつけておかないと溢れてしまいそうでした。

ここまでで基本的な性能は把握できたので、本題のアウトドアでの検証へ移ります。

オートキャンプで使ってみた

屋外の検証第一弾は、オートキャンプです。ゼインアーツ ギギ1+インナーテントを設置し、就寝スペースのみ効率的な冷却を意識しました。

この日の最高気温は30℃の晴れ予報です。屋外だと時間帯や日照具合によって温度が安定しないので、温度計測は行わず、体感でどこまで涼しく過ごせたかレビューします。

テストを実施したキャンプ場は電源付きサイトなので、常に電力供給が可能です。

延長コードを伸ばして、インナーテントの裏側から内部に配線。出来るだけ気密性を保つためにフルクローズ、ストロングモードで設定。

この状態で1時間ほど稼働させたところ、インナーテント内だけ明らかに温度が下がりました。体感温度だと、24〜25℃程度といったところでしょうか。

さらに暖かい空気は上部に溜まりやすいので、天井から冷風が降り注ぐように設置したのは良かったです。空気循環もしつつ、寝転がっていると常に涼しい風が届きます。

汗だくになるような季節でも、簡単に涼むことができるのは嬉しいですね。子供を外で遊ばせたあと、安心して寝かしつけることも出来るのも良かったです。

気になったポイント

実際に使ってみたからこそわかる、気になったポイントを紹介します。

本体内部に水が残りやすい

持ち運びする時に特に気になったんですけど、本体内部にかなり水が残りやすいです。使用後は本体を傾けてドレン水を抜きますが、抜け切るまでに時間がかかります。

又、想像以上に内部に水が貯まる構造なので、排水を急ぎたくて思いっきり本体を傾けると、エア排気口から水が大量に出てきてかなり焦りました。

屋外だと垂れ流しでも大した問題になりませんが、室内だとお漏らしに気を遣います。気軽に持ち運べるよう、排水しやすい構造だと助かります。

リモコン&タイマーがない

一般的なエアコンだとリモコンでの遠隔操作が一般的ですが、ポータブルクーラーだと本体ボタン操作しかできないのが、離れた場所に設置しているとちょっと億劫です。

特に今回のように外部に切り離して設置した場合、わざわざ操作するのにインナーテントを開閉しないといけなくなるので、冷却効率も悪くなりますし、なによりいちいち面倒くさいです。

また就寝時と考えるとより億劫に感じるので、タイマー機能もあると嬉しいですね。

おすすめポイント

実際に使ってみたからこそ分かる、おすすめポイントを紹介します。

場所を問わず冷たい風が出せる

物理的に冷たい風がいつでもどこでも作り出せる安心感がすごいです。どこまで快適か半信半疑だったんですけど、いい意味で期待を裏切られました。

体温が高く温度調整が苦手な子供だと、夏場の熱中症はとても怖いです。もし夏に子供とアクティビティを楽しみたいなら、もはや必須装備といっても過言ではないです。

私たちも子供が生まれてからできることが限られるようになったと感じることもありましたが、少なくとも夏にキャンプに連れていく機会は増えるでしょう。

どこへでも持ち運びできる

本体重量は10.5kgと、大人なら簡単に持ち運びできる重さです。キャンプや車中泊、さまざまなシーンに気軽に取り入れることができるのが強みです。

最近はポータブル電源もかなり進化しています。中〜大容量モデルであれば、電源付きのRVパークやサイトでなくても、車内やキャンプ場で実用的に使えるはずです。

まとめ

BougeRV ポータブルクーラーのレビュー記事でした。

季節・場所問わずどこにでも気軽に持ち運べて、冷たい風を届けてくれるポータブルクーラーは、車中泊やキャンプなどのアクティビティの強い味方です。

特に真夏だと日陰で過ごしたり、水分補給だけでは熱中症対策として、十分とはいえないこともあるでしょう。物理的に冷風を出せて涼しい空間を作れるのは、この製品の大きな強みです。

是非、この夏はポータブルクーラーで快適なアウトドアライフを送りましょう!

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