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秋葉神社前キャンプ場は予約不要でインアウト自由!気軽さが最高な僕達のホームキャンプ場!
何日も前からキャンプを計画をして、いざ当日になると天気も悪く気乗りもしない。でもキャンセル料金がかかるし行かないと勿体無い…なんて経験誰しも一度はした事があるんじゃないでしょうか?予約不要でも人気のキャンプ場だと、いざ行ってみるとすでにサイトが埋まっていたりする事もあります。
今回紹介する秋葉神社前キャンプ場ですが、煩わしい受付や説明もなく、チェックインアウトの時間もフリーで、ちょっと気が向いたら行こうと思える気軽さが最高のキャンプ場です。
基本情報
静岡県浜松市天竜区の山奥にあるので、基本的には車でのアクセスになります。
住所 | 〒437-0626 静岡県浜松市天竜区春野町領家345 |
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電話番号 | 0539-85-0518(門前屋旅館) |
営業期間 | 通年 |
チェックイン | フリー |
チェックアウト | フリー |
予約 | 不要 |
ゴミ捨て | 不可 |
アクセス | 新東名高速道路 浜松浜北ICより車で約40分 |
HP | 無し |
キャンプ場MAP
ホームページも案内図もないので、Googleマップの航空写真を元にざっくりとですが、MAPを作成してみたので参考にしてみて下さい。入り口に駐車場があり、初めは何も案内がないので戸惑いますが、キャンプ場利用の方はサイトへ直行で大丈夫です。
好きな場所を確保して、勝手にキャンプ始めていればいいです。夕暮れ刻に管理人のお兄さんが集金に来てくれます。
それぞれのサイトを大まかに色分けしてみました。
洗い場前・畳サイト
入り口から最も近いサイトがこちら。MAPの赤い区画の場所です。ここがなんで人気なんだろうと不思議がってたんですけど、どうやら春には桜が咲くのでお花見に大人気だそうです。
奥の畳スペースも含め秋葉神社前キャンプ場で唯一600円の区画です。畳スペースはBBQメインのデイキャンプの方とかよく使ってるのを見かけます。洗い場もすぐ目の前で入り口の公衆トイレも近い為、一番利便性が良いのがこの区画です。
唯一この周辺にだけ街灯があるので、暗い中移動するのが苦手な方や小さなお子様連れにはお勧めのサイトだと思います。逆に水場がここにしかないので、頻繁に人の出入りがあるので静かにキャンプしたい方は別のサイトへ行きましょう。
駐車場やトイレ方面から降りてきてちょうど右手にあるのが洗い場・畳サイトですが、左手にある区画も600円になります。こちら側は料金案内などは一切ないので、間違えないように注意が必要です。手前の建物は猫の住処になってるので苦手な方は避けたほうが無難かも。
一段下の砂利サイトへ人が通れる程度の通路はあるので、場所によっては人の出入りは感じるかも知れませんが、奥まったところに設営すれば静かにキャンプが出来るいい区画だと思います。
芝生サイト
木々に覆われた芝生サイト。MAPの緑の区画です。
このキャンプ場の中では唯一まともに風の影響を受けずに済むので、結構人気なイメージがあります。土日はこの空間にかなり人が集まってくるので、密になりたくない方は平日以外は避けた方が無難かも。
砂利サイト
300円で利用できる区画の中ではおそらく一番人気です。MAPの黄色い区画です。
僕達もこの砂利サイトを一番多く利用しています。特に芝生エリア周辺の奥まった場所は、優先的に埋まっていくイメージです。場所によってかなり地面が固いので、鍛造ペグは必須です。
河川敷サイト
お好きなところへどうぞな広大なサイト。MAPの青色の区画です。
土日の様子ですが、まだまだ入りそうです。流石にふもっとっぱらとかと比較すると小さいですけど、山間部にあるキャンプ場としてはかなりの広さです。
スロープで降りていけるので他のサイトと同じく車の横付け可能です。川沿いになればなるほど人気がなくなりますが、川の流れの音が結構うるさいかも。それと気田川は増水しやすいので悪天候の際は利用は控えましょう。
2021年度より一部閉鎖
実は最近知ったんですけど、2021年度から10年ほどを目安に芝生サイトとその手前の砂利サイトがキャンプ利用禁止になったそうです。
それとは別に秋葉神社参拝者用のスペースを確保する為に、砂利サイトの大部分の利用ができない場合があります。ちょうど年始の初詣シーズンが近かったからかもしれませんが、基本的に砂利サイトに関しては芝生サイト周辺のみの利用と考えておいた方が良さそうです。
管理人のお兄さんに理由を聞いてみたんですけど、「そういう契約になっちゃったんだよね」とだけ教えてくれました。真偽は定かではないんですけど、もしかしたらマナー悪化なども理由にあるかもしれません。
キャンプ場内の設備
格安で自由さがウリですが、最低限の設備はちゃんとあります。
トイレ
入り口すぐの場所に公衆トイレがあります。すぐそばに自動販売機もあるので、飲み物が欲しくなった時もすぐに買えるのはありがたいです。
トイレもめちゃくちゃ綺麗な訳ではありませんが、ちゃんとトイレットペーパーも補充されてるし、定期的に掃除も入ってくれてるみたいです。
洗い場
洗い場は先ほど紹介した一箇所しかないので、利用客数や時間帯によっては混雑するので注意です。
入り口から遠いサイトを選ぶ場合は、車を横付けする前に水を汲んでおくことをお勧めします。
周辺設備
キャンプ場周辺には基本的にコンビニ、スーパーといった買い出しできる施設がありません。
スーパー
浜松浜北ICから北上して行く場合、山東という分岐を左折(国道152号方面)へ少しだけ進むと、遠鉄ストア天竜店があります。僕らは自宅近所で買い出しを済ませてから向かう事がほとんどなんですけど、もし何か買い忘れなどがあればここに立ち寄ります。そこからさらに1.5kmほど進むとコメリもあります。
キャンプ場から買い出しに行く際は、12kmほど離れたローソンが最寄りになるので、事前に買い出しはしておいたほうがいいでしょう。
お風呂
気田川沿いに国道362号を北へ7kmほど進んだ所に、春野福祉センターすみれの湯があります。キャンプ場が安くてもお風呂が高いパターンって結構あると思うんですけど、ここがまた破格でなんと大人一人200円で入浴する事が出来ます。こじんまりとした浴槽があるだけの簡易的な入浴施設ですが、管理が行き届いてとても綺麗です。
ただ11:00〜17:00(最終受付16:30)と入浴時間が短い点と、毎週月曜日と第3日曜日は休館日となっているので注意が必要です。キャンプ場から地味に距離があるので、無駄足にならないように事前に問い合わせするようにして下さい。
良い所
静岡県のキャンプ場の中で一番たくさん利用したのが、この秋は神社前キャンプ場でした。僕達夫婦が特に気に入っていたポイントを抜粋したいと思います。
チェックインorアウトフリー
まずはインアウト自由なのが最大の魅力だと思っています。冒頭でも話しましたが、天気が読めない時期や、ふと気が向いて行きたくなった時に気軽にキャンプする事が出来ます。
夜は常識的な範囲の時間帯ならインしても問題ないと思います。僕らは仕事終わりの21時ぐらいに着いた時は、設営の音が迷惑になると思ったので車中泊にして翌朝テント設営しました。
一人300円と格安
そして洗い場・畳サイトと一部を除いて、一人300円と利用料金がとても安いです。高規格サイトのようにサイト利用料、車の駐車料金など追加費用も一切かからないので、計算もしやすくありがたいです。
管理している30代ぐらいのお兄さんが、大体日没ぐらいの時間帯に料金の徴収に来てくれるので、受付や事前支払いは不要です。
川遊びが出来る
すぐ目の前に気田川が流れていて、夏は川遊びに最適です。
とても綺麗な清流でカヌーやカヤックを楽しむ方も結構多くいるみたいです。流れが結構早く、前日大雨の時は増水しやすいので、事故のないように十分に注意してくださいね。
直火可能
結構色んなキャンプ場で禁止されている直火での焚き火ですが、河川敷サイトは全面直火okです。砂利サイトでもたまにしてる人がいますけど、やっていいかどうかは分からないです。
秋葉神社横の門前屋旅館では、薪や木炭も販売があるので便利です。特に薪は400円とかなり安くよく燃えるのでおすすめ。結構大きいので小割りにする手斧があると便利だと思います。
猫が可愛い
あとこれは個人的にお気に入りなポイントなだけですが、棲みついた猫がすごく可愛い。子供もいるようで、よくその辺りをチョロチョロしてます。猫が苦手な方や、食材を荒らされたくない人は注意が必要です。
余談ですがものすごく管理人のお兄さんに懐いてます。ご飯もあげてるみたいなので、半分このキャンプ場で飼育されているような感じですね。料金徴収時に後ろついて回る姿はなんとも言えず可愛い…。
気になった所
もちろんこれだけ自由で格安なので、気になる所もあったりします。
浜松特有の暴風
浜松といえば“遠州のからっ風“とも呼ばれる風の強い地域です。山間部なので大して影響ないだろうと甘く見てると、あまりの強風に驚くと思います。もはや暴風というべきレベルの日もあります。
この写真の日凄まじい風でせっかく立てたテントが決壊しました。特に薪ストーブとか利用する方は十分に注意してください。場合によっては焚き火も危険な場合もあるので、周辺の状況と当日の状況を見て判断するようにして下さい。
地面が固くペグが刺さりにくい
所々地面がめちゃくちゃ硬いところがあって、なかなかペグが刺さらない場所があります。それと河川敷サイトはペグ自体うまく噛まない事があり、強風によって抜けてしまうこともあります。
僕達はsnow peakのソリッドステーク30を使っているんですけど、風を受けやすい出入口付近などは40が欲しくなります。
河川敷サイト奥は四駆必須
気田川のすぐそばまでまで車を横付けしようとすると、四駆じゃないとスタックしそうです。大体よく見かけるのはジムニーとかランクルですね。
徒歩で行くのもそこまで距離はありませんが、すぐ目の前で川遊びしたいとか、川沿いにテントを設営したい方は、行ける車は選びますので覚えておきましょう。
まとめ
本当は教えたくないけど、僕達夫婦が静岡県で最も気に入っていた秋葉神社キャンプ場でした。SNSの影響などですでに人気は出てきてるみたいで、土日などは利用者増えたなーって感じがします。平日はまだまだ落ち着いて静かにキャンプが出来るので、多少の不便さとアクセスのしづらさなど目をつぶれる方には価格の安さと自由度の高さが最高です。
ただこれでも実は多少値上げをしたらしく、今年から一部区間の利用は制限されるなど、少しずつ利用しづらくなっているのも事実です。あまりにも自由なキャンプ場なので、マナー悪化などが理由でさらに値上げや、最悪閉鎖などにならないように節度を持った利用を心がけて欲しいなと思います。
気軽にキャンプが出来る環境が自宅周辺にあると、アウトドアが身近に感じれて思い立った時にすぐ遊びにいけるので皆さんも是非お気に入りのキャンプ場を見つけてくださいね。